※ この記事にはVer7.1メインストーリーの内容に関するネタバレを含みます
ご訪問ありがとうございます。
今年に入って僕の家では1匹もみなかった茶褐色の昆虫が、先週だけで2回も出るようになりました。
おそらく涼しくなって冷房を使わずに窓を開けるようになったからかもしれませんが、これが外からの侵入ではなく、中から湧いたのだとすると・・
そう思いながら部屋の中をキョロキョロしつつ、この記事を書いてます。
さて、今回はメインストーリー日記。
「ジー君」だの、「倒しても倒しても湧いて出てくる」だの、奴を連想させるような言葉がとびかう内容の続・アラマークのおはなしについてお送りします。
ここまでメネト村、ムニエカの町と続き、今回は王国です。
DQ10の初期と同様、訪れるエリアは徐々に大きくしていってるところに僕のささやかなこだわりがあります。
このメインストーリーは、どんな感じなんでしょう?
前回までは結構重たい話が多かったから、今度はリズクとイルシールの関係が壊れて、両者のドロドロした権力闘争や人間関係がみられるのだろうか。
そんな不安(期待?)もあったけど、実際クリアしてみると、「襲ってくる敵を倒して愛する王国を守る」というRPGの王道みたいなお話しでした。
メネト村やムニエカの町のときのようなパズルはなく、軽いおつかいと中ボス戦が中心のオーソドックスな仕上がり。
王国を守ったお礼が黄金の花びら1枚にも劣るところに違和感を持ちましたが、ストーリー自体は無難に楽しめた印象です。
オーソドックスとはいえ、アラマークのストーリーが単調・ありきたりというわけではなく、印象に残った点もいくつかあったので、その辺について書いておきましょうかね。
まず、のっけから始まる子供たちからのお使いクエスト。
はじめは「くだらねーことやらせんじゃねえよ」と思ったけど、リズクとイルシールがスイーツで結ばれているということを確認させるためのプロ・ローグだったのね。
もう一つの弟からのクエストも、ジーカンフごっこに使うツノが欲しいという理由だけで巣に棲んでいる魔物であるクールホーンを倒すというたわいないものですが・・
いま考えると、このクエストを通じてプレーヤーにこのシーンを見せたかったのではなかろうか?
クールホーンの巣の近くにある飛行物体の残骸です。
どうみても地球に襲来したサイヤ人達の飛行船だろ。
この後、当メインストーリーにはナッパそっくりの中ボスが登場します。
このへん、運営の手がける「ジアクト襲来とサイヤ人襲来との細やかなオマージュ」なのではないか、と僕なんかは思うのだが、考え過ぎだろうか?
さて、アラマーク王国のおはなしといえば、リズクとイルシームの人間描写が見逃せません。
中でも、戦闘前夜に語られる両者の思い出シーンはよかった。
怪物を倒して終わり、という大味な展開になりそうなところを、こういう人間描写がストーリを引き締めてくれます。
イルシームも同僚から妬まれてたんだなー。
でも、穢れてしまった僕は、このとき妬む側にも感情移入してました。
同士だと思っていたやつが自分から離れていく寂しさ
自分の努力・能力が否定されたかのようなやりきれなさ
そんな心の闇に「人と比較してないで自分を磨け」という正論でフタをするんだけど、それでもどっかからモヤモヤしたものが漏れ出して・・
大人になってから(いや、子供のころから)そんなことばっかりだよ。
それでもやっぱり、そんな嫉妬を向けられつつも努力するイルシームは偉いんだろうな。
画面の前で頬杖つきながら、そんなことを考えておりました。
さて、本編のフーラズーラの話ですが、以下のセリフの通り、今回は「湧いて出てくるものは元を断ち切る」という戦法に出ることになりました。
そうなのだ。
絶対「やつら」にも巣があるはずなんだ。
・・冒頭の話がアタマから離れない僕は、いまだに自分の部屋をキョロキョロしてます。
くだらないことを書いていたら記事が長くなってきたので、そのフーラズーラの本体と戦った時の話まで飛びます。
さっき言ってたナッパみたいなやつです。
Ver.7.0のボスがベジータみたいなツンツン頭だったんで、なおさら意識するわ。
戦闘の方は、前回同様にブラウニーが何とかしてくれました。
もうこいつがいれば、勇者も盟友も必要ない気がしてくるのだが。
ボスを倒すと、アラマーク・エリアの守護天使の姿を拝むことができます。
フーラズーラの姿になっているときの声を効いたときは男性かと思ったんですが、この天使も女性のようです。
・・いや、現代では安易に男女のカテゴリに振り分けると怒られてしまう。
ルックスタイプB・・のようです。
今回でようやく果ての大地にいる守護天使の覚醒が終わりました。
あとは聖湖ゼニートに行ってクライマックスを迎えるという流れになるかな?
いままでストーリーをサボっていたので、しばらくは真面目に進めなければ。
ちなみに今年の秋は、HD‐2D版のDQⅢもやる予定なので、しばらくはストーリー鑑賞ゲーをやることが多くなると思います。
機会があればDQⅢに関しても、こんな感じでメインストーリー日記を書こうかとも思ってますが・・需要がなさそうならやめます。
DQⅢが発売される頃までには、茶褐色の昆虫がいなくなればいいなー。
それでは、また。