アストルティア☆ゴールドブレンド

ドラクエⅩに関する雑記録~芳醇かつ軽薄なひとときをあなたに~

Ver.7.0の話は確かに良かったが Ver.6と比べるのはまだ早い ~Ver7.0メインストーリープレイ日記(その8)~

※ この記事にはVer7.0メインストーリーに関するネタバレを含みます

 

ご訪問ありがとうございます。

 

来月あたりにVer.7.1が出るとのことなので、今回のストーリーを終わらせてきました。

内容の全体的な印象からいうと、周囲の評判通りよかったと思います。

といっても大感動したというわけではなく、「ようやくドラクエらしいストーリーが戻ってきた」という安堵感のほうが強い。

 

これに対してVer.6は・・

まあ、今回のストーリーを振り返ってからお話しすることにしましょう。

 

ということで、今回はゼニスの聖簾からです。

 

前回、「ここでクライマックスっぽい」ということで、いったんログアウトしたんですが、案の定ここから非常に長い演出やイベントが多かった。

 

初っ端のSPIもどきの謎解きには閉口しましたけどね。

答えがわからないのではなく、そもそも聞かれていることの意味が分かりません

 

「やっているうちにわかってくるだろう」と思って、出鱈目にメレアーデを15分くらい動かしてみましたが、自分が目指すべきものすらわからないので苦痛でしかない。

 

子供のころは「ゲームばかりやっていると頭が悪くなる」といわれましたが、本当にアタマが悪いとゲームすらできません。

・・いや、今のご時勢だとゲーム「すら」という表現も失礼に当たるのかもしれない。

 

ルールがわからないゲームに放り込まれたときの排斥感・挫折感といったら筆舌に尽くしがたいものがあります。

ついに耐え切れず攻略サイトカンニングしてしまったけど、何故これが正解なのかすらわからないので、カンニングの次元にすら到達していないのかもしれません。

 

さっそく出鼻をくじかれたましたが、次へ。

性格診断もドラクエ製作者は好きですね・・これで何度目だよ。

まあ、どれを選んでも性格を悪く言われないので安心できますけどね。

こういう問題に正解なんてあるわけないんだよ。

 

ただこの問題を見て

「持ち家がない人に対する差別だと思わないんですか?」

と怒り狂って提案広場にコラムを書くようなひととは友達になりたくありません。

 

そんなことをごちゃごちゃ考えている友達のいない僕ですが、それでもゲームなら神様に認められてゴールまで行けます。

で、たどり着いた先には今回のラスボスであるこいつ。

例のオオカミです。

まあ、何となく予想はしていたけど、意外性を狙ってわけのわからないモンスターをでっち上げられるより遥かに良い。

 

しかしこいつの強さは予想以上でした。

メインストーリーのボスですが、耐性をそこそこ積まないとバタバタ死者が出るくらいのダメージが飛びます。

ガルドドン戦の名残で雷耐性のオスクトルを装備していてよかった。

 

この狼と戦うと、正体がラキだとわかるんですが・・まあ、そうだよね。

 

ただ、ラキの耳だけわざとらしく残しているのがどうにも気になるが。

 

「ラキ君の耳、かわいー」

「あれ欲しい」

と思わせて、ショップに陳列しようとほくそ笑むスタッフの顔が、僕の脳裏から離れません。

 

ついでに言うと僕は、別の正体を持つNPCは服装がダサいという傾向を感じています。

変身後の姿を際立たせるために、わざとパッとしない身なりにしているんですね。

Ver.5のイルーシャも地味なパジャマみたいな服装でしたし。

 

さて、ラスボス戦の後は、今後のストーリーの概要を知るためのMVが始まります。

Ver7.0のストーリーの心棒を語る部分です。

今回のテーマは、「喪失の呪いを出し続ける創生主」というジレンマとどう向き合うかということみたいですね。

 

僕は、ゼロバージョンにおける大テーマの導入部分が特に大事だと思っていて、この話の世界観が弱いとラストも弱いと思っています。

 

このことはVer.6を見ればお分かりかと。

前バージョンのストーリーがボロクソに言われてますけど、個人的にはVer6.1以降の枝葉のストーリーは結構よくできていると思ってます。

問題なのは、さんざん五神とレクタの話で盛り上げておいて最後のジア・クト戦の話が腰砕けだったこと。

個々のNPCの心情描写に力を入れ過ぎて大テーマを収束させる方向性を見失ってしまった結果が、「あの」エンディングだったんでしょう。

 

これに対し、Ver.7は神をテーマにした割とドラクエらしいストーリーなので、Ver.6よりも話が纏めやすいのではないかと期待しています。

というか、Ver.6は今回の話のプロローグみたいなもんでしょう。

そもそも今回のバージョンと対等の作品として論じるのが無理な気がします。

 

以上の点を踏まえると、確かにVer.7.0のストーリーは秀逸ですが、現段階でVer.6よりVer.7のほうが上と即断するのは危険だと思っています。

 

完成品と導入部分しか終わっていないものを比べるのはあまり意味がありません。

Ver.7だってクライマックスで大テーマの回収に失敗したらVer.6と同じですから。

 

とはいえ、ドラクエらしい安心感があるテーマ、そしてマップや音楽の美しさは、全バージョンでもトップクラスだと思っているので、今後の期待感は大きいです。

 

ストーリーがないと、それこそ僕のブログの心棒がなくなってしまいますので、運営様には頑張ってほしいですね。

 

それでは、また。

 

 

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