※ この記事はVer6.3メインストーリーの内容に関するネタバレを含みます
ご訪問ありがとうございます。
いまメタルフィーバー期間なので、久々にレベルの上がっていない魔法戦士でも育てようかと思い、レンドアにやってきました。
・・が、15分でやめました。
魔法戦士って、僕みたいなぼっちソロでは使いづら過ぎる。
フォースの使い方もよくわかってないし、マダンテだってそこら辺のバトの火力にかなわないし、ルーレット回すほどの長期戦をやることもないし・・結局自分には生かしきれないスキルばかり持っているんですわ。
やはりこの職業は、共闘プレーで上手い人が就いてこそ輝きます。
自分なんぞは、週課あたりでピオリムやフォースブレイクをうって喜んでいればいいんです。
今回のメインストーリーは魔法戦士で臨もうと思っていたんですが、早くも挫折してしまった。
というわけで、今回は賢者でVer.6.3のメインストーリーを進めました。
前回のメインストーリー日記ではアラモンド鉱山のところで終わっていましたが、年末の内に少し進めていたので、今回は近寄ると結晶になってしまうという塔の前からスタートです。
ちょっと昨年に進めた分のストーリーを振り返っておくと、やはり天使長ミトラーは現場に復活したようですね。
「天上人が場末の生活を経験して原点回帰」なんてよくある話ですが、DQのストーリーでマンネリを恐れてはいけません。
個人的には、素直に受け入れられる好印象のお話でした。
これで自堕落になったミトラーが自分語りの映像を延々と見せつけるシーンでもあったら、ストーリーを投げ出していたことだろう。
・・とおもっていたら、今回登場した塔の中で似たような悲劇を味わいました。
レオーネの思い出劇場
塔の結界に設置されていた難解なパズルをカンニングしながらようやく解けたかと思ったら、待っていたのはダンジョンではなく感動ドキュメンタリーでした。
似たような展開が以前のバージョンにもありましたが、今回の内容は前回と若干被る上に、レオーネ本人が解説しているところがイタい。
「普段自分を押し殺している真面目君が、ちらと見せる悲劇的な側面」
というのは、使いようによっては感動的なんだが、こんな風にくどくど説明的に自分語りするタイプに対しては、現代のネット民だと反感を持つ人が多いんじゃないかな。
僕なんかは自身が「かまってちゃん」なところがあると自覚しているので、レオーネみたいな態度に割と寛容ほうだと思うが、それでも「俺のことがわかっているならこのパズルを解いてみろ」と言われた日には、不快感を禁じえなかった。
お前、何様やねん。
まあこの点は、ネットでネチネチ自分語りをしている僕みたいなナルシスト現代人に対する「あてつけ」を込めたメッセージと取れなくもない。
今回は、そう解釈してこのシーンに文学的価値を見出すこととしましょう。
やっぱり今のDQ10で「ストーリー重視」を要求すると、こんな風になっちゃうのだろうか。
ドラクエって、冒険していく中でNPCの何気ない会話から「あのキャラは当時こんな心情だったのかも」と、プレーヤーが想像するのが楽しいと思っているんですが、Ver.6あたりからそういった心理描写が急に説明過多になったような気がする。
ぼくはVer.3ラストシーンでエステラが「さよなら・・お父さん」という場面が大好きなんですが、あのとき彼女が、「私とオルストフの思い出を語ってやるから塔を登って映像を観てこい」と言われたら、いっぺんに興ざめしてしまうだろう。
誤解がないように言っておきますが、今回のストーリーは内容自体でいうとよく作りこまれていると評価しています。
だからこそ、その見せかたが自分好みじゃなかった点が残念なわけです。
・・と、この記事も諄くなってきたところでボス戦なんですが、こちらは予想通りジア・ルミナでした。
地形や範囲攻撃が多かった印象があるので、遠方攻撃やきせきの雨が使える賢者で正解だったかもしれません。
前回の蠍戦は無駄ではなかったようです。
ここで終わりかと思ったら、今回のラスボスは弟でした。
この先、「ジア・○○」と称する使いまわしのボスを濫発させる気じゃなかろうな?
細かい技などいちいち覚えていませんが、基本的には色が変わった床に近づかないで遠くから投石する戦法で間違いはなかったようです。
むしろいつものように戦士あたりで接近戦をしていたら苦戦していたんじゃないかな。
これからはストーリーといえど、中後衛もできるようにならないといけないようです。
最後は、兄貴がレオーネにとどめを刺して終了。
ストーリー的にはこれが正解でしょう。
レオーネ君には可哀そうだが、変に彼を生かすとお話しが締まりません(Ver.5のユシュカ参照)。
このあとわけのわからん宇宙戦争みたいなPVが流れましたが、ここだけ画質がちがうんだよな・・。ユーライザの髪形もデフォルトに戻っているし。
実はレオーネが最後に真人間的な部分をチラと見せるいいシーンなんですが、上記の画像ギャップのせいでちょっと違和感があったかも。
こんな感じで画像を鑑賞していたら、今バージョンが終わってしまいました。
途中を少しはしょったとはいえ、短かったな~。
今回のメインストーリーも大半がPVで、主人公が冒険したのは、ほぼアラモンドとガートラントだけです。
以前も述べたように、今のメインストーリーは冒険するものではなく鑑賞するものになったととらえて間違いないでしょう。
次回以降、メインストーリーをやるときは、30分程度のYouTubeを見る感覚で臨むとちょうどいいかもしれません。
それでは、また。