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さて、今回はVer5.1で実装された職人練習場にいってきました。
この練習場、ネットでの情報を見てみると一部からはあまり評判がよろしくない。
どうも学園の部活なんかと比べてやたら面倒くさいようです。
普段、ギルドの依頼品しか手を付けない武器鍛冶職人の僕ですが、試しに職人練習場を体験してみることにしました。
ギルドマスターに話しかけると、練習場に行くことができます。
身ぐるみはがされて装備品や持ち物を没収された上、古代ローマの強制労働者のような格好をさせられました(これが武器鍛冶職人の衣装なんですけど)。
職人練習場のメリットは、①職人道具や素材を無料で提供してくれて、しかも②製品が出来上がったら職人経験値が手に入る、ということです。
①だけならば学園の部活と同じですが、②があるのが大きい。
しかし、その素材の調達の仕方が煩わしい。
巷の批判も専らこの点に集中しています。
練習場には素材屋が並んでいるのですが、素材の種類ごとに店が分かれて並んでます。たとえばようせいのひだねとげんませきが欲しいなら、それぞれ別の素材屋から調達しなくてはなりません。だだっ広い通路なので、必要な素材を集めるのに無駄な移動時間がかかります。
一応、全ての素材をまとめて売っている場所もあるのですが、わざとらしく作業場の一番遠いところに設置されてます。
う~む、確かにこれは面倒くさい。
「どうせ無料なんだから素材くらいまとめて調達できるようにしろ」という批判もよくわかる。
でも、練習場と称するだけあって、初心者への配慮はみられます。
とくに職人のやり方について、これまでにない親切な説明をしてくれるNPCが在中しています。僕みたいに☆3を作るのが下手くそな奴にとって非常に有益な情報が得られますよ。・・素材特製の細かい知識なんて、DQ10歴三年半にして初めて知った・・。
そんなメリット・デメリットをそれぞれ感じましたが、折角なんで試しに一つ武器を作ってみましょう。
ろくなレシピを持っていない僕は、とりあえず片手剣のドラゴンキラ―あたりを作ってきました。
練習場では、武器鍛冶道具も無料で使えるので、普段高価で買い渋っている光の鍛冶ハンマーを使ってみます。まあ、こういう「お試し」が無料でできるのは助かりますね。
およそ2年ぶりに作ったドラゴンキラー。
結果は・・
わーい 大成功!!
・・って、大して嬉しくねーよ
完成品は練習場外に持ち出せませんからね。ここでの成果は限りなく無価値です。
プレーヤーが得られるのは、本当に職人経験値のみ。元気玉も使えない(*)ので経験値稼ぎとして利用する価値があるかも微妙。
*後日注:練習場に入る前に元気玉を使えば、経験値アップの効果があります。
まあ、本当に雰囲気だけを味わうための施設という感じですね。
以上、ボンクラ・ライト武器鍛冶職人が練習場に行ってきた模様でした。
実際やってみた感想は、「一回やればいいかな」といった感じです。
一部のブロガーさんが指摘しているように、実際の職人ギルドが空疎化するのを防ぐために、練習場をわざと少し使いづらくしているのかもしれませんので、安易に現状にケチをつけられないんですが、僕には通うほどのメリットはないかな。
それでも職人練習場の用途を探すとすれば、以下のようなものが挙げられますかね。
① まっさらな職人初心者が素材を買うところから練習する
一般に言われている練習場の趣旨です。でも、そのくらいの練習だったら、安いギルドの依頼品あたりでいくらでもできると思うんですけどね。わざわざ練習場まで来てこんな面倒くさい思いをする必要があるのかな・・?
② はじめて買ったレシピや職人道具の試し打ち
となると、これが一番しっくりくる用途かもしれません。
例えば、新実装の武器などを製作するとき、いきなり大金をかけて本番に臨むより、無料で試してみて経験値をもらえた方がいいですもんね。
とはいえ、これでは練習場が初心者のための施設といえるかが怪しくなりますけど。
職人は、既存の職人と新興勢力との利害調整が難しいので、運営側もいろいろ気を遣うのでしょう。
今回の練習場も、そんな忖度をし過ぎたせいか、かえって何がメリットなのかよくわからないシロモノになっている感じです。
どうしても練習場を活性化させたいなら、最終的には学園の校章ように、外に持ち帰れる「なにか」を実装する必要が出てくるんじゃないかな。
いずれにしても今後調整が必要なコンテンツな気がします。
※なお、後日に実際に職人練習場で経験値稼ぎをしたときの模様はこちらです。
それでは、また。