アストルティア☆ゴールドブレンド

ドラクエⅩに関する雑記録~芳醇かつ軽薄なひとときをあなたに~

吾輩が語る 猫とウエディとドレアのおはなし

ご訪問ありがとうございます。

 

すっかり寒くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

f:id:westernfield1101:20191129110357j:plain

Ver.5.0に入って魔族顔になってからというもの、慣れないウエディを続けております。

今回は、それにちなんだ猫目線のおはなしを徒然に記しておきましょう。

 

 

f:id:westernfield1101:20191129110700p:plain

あれから1か月ほど経つ。

前回、あれほど魚男に飼われるのは猫族の尊厳を貶めるから嫌だ、といったにもかかわらず、主人は長らく背中に鰭をつけたまま澄ました顔をしている。

 

dq10western.hatenablog.com

 

 魚男になったせいか、どうも主人の傍に寄ると生臭くてかなわん。

最近になって主人がやたら香水を用いているのをみて、流石に彼も自らの体臭を気にしているのか思ったが、あれは金属類の敵を呼び寄せるために用いる道具らしく、特に身なりの為というわけではなかったようだ。

 

 

f:id:westernfield1101:20191130143228j:plain

 身だしなみのために香水を使うことはないものの、最近になって主人は、鏡に向かって何やら考え込むことが増えてきた。人間時代には無かったことである。

 

 明治の頃の主人も、鏡を見て自分のあばた面を気にしたり、或いは副収入ができるとパナマ帽をかぶり帝国大学の卒業式に大得意で出席したりするなど、見た目には相応の興味があったのを覚えている。

 

その点、今回の主人は、人間の姿でいるときには概ねカンフージャケットとクリムゾンメイル下で通していた。

f:id:westernfield1101:20190907162514j:plain

身なりを気にしない超然主義は我々猫族に似ており、密かに親近感を抱いていたのであるが、魚男になってからというもの、明治の頃の主人に少し近づいてきたようだ。

 

この男は凝りだすと面倒である。

以前に読者諸氏から自らの身なりについて多少のお世辞を頂いたせいで、すっかりその気になっている。

 

先日、「魔族のときに着るものは、深紅と黒の組み合わせでなくてはいけない。」と強弁し、遂に課金をしてプチデビルスーツ上を購入してしまった。

深紅と黒ならば、ローズフォームでも良さそうなものだが、これは内側が女性の下着のようで気にくわなかった模様である。

f:id:westernfield1101:20191130151615j:plain

 

早速プチデビルスーツを着てみると、今度は自らの後ろ姿を見て困った顔をしている。 

f:id:westernfield1101:20191130142321j:plain

主人によると、背中の赤い部分が強すぎるため、シュバリエのチョコレート色と調和せず野暮でいかんのだそうだ。

 

張り切ってシュバリエをチョコレート色に染色したので、下を変えるのは憚られる。

そうかといって、せっかく課金して手に入れたプチデビルを着ないのも惜しい。

 

f:id:westernfield1101:20191130142659j:plain

そこで彼は、自らの髪の色と平仄を合わせるべく、該当部分をオーロラカメリアに染色してみた。吾輩から見ると、なんだかごてごてしているように見えるが、主人は猫の言語に不案内なので、仕方なく黙っていた。

 

f:id:westernfield1101:20190727195450j:plain

ところが、この姿を見た世話人のプク君は、主人の姿を評して、

「玄関マットを腰に巻いてライフジャケットを着てる基地外釣り人みたいだ。」

と口走ってしまう。

 

これを聞いた主人は激高し、プク君に掴みかかってしまった。

身の危険を感じた吾輩は、外にある例の青い軟体動物の小屋に避難することにした。

f:id:westernfield1101:20190825164931j:plain

以前は、このスライムとかいう軟体動物のことを快く思っていなかったが、このことがあってから、彼には少々の恩義を感じている。精々仲良くやっていこうと思う。

 

 こんな面倒な生活になったのも、主人が悪質な勘違いをして服装などに執心するようになったからである。

家の治安を維持するためにも、彼には下らぬ拘りを捨ててほしいものだ。

 

第一、そんな余裕があるなら、下女に服の一つも購入してやればよいものを。

f:id:westernfield1101:20191130165332j:plain

2年以上も同じ服を着せられたまま放置され、時折ドワチャカオイル等を箱に詰めて笑顔で直立することを強いられる彼女をみていると、猫ながら不憫に思える。

 

f:id:westernfield1101:20190923011437j:plain

下女も主人の我儘には不満を募らせているらしく、彼が家にいないときにはプク君と一緒になって、主人の悪口ばかり言っているようだ。

 

ある時は、プレゼントの箱の中に毒薬を忍ばせることも画策していたらしい。

 

しかし主人へのプレゼントは、大抵市場に転売されてしまうので、残念ながらこの方法で彼を殺害することは困難である。

まあ斯様なことをせずとも、世間の方で主人をしっかり苛めてくれているようであるから、気長に彼がくたばるのを待つのが穏当であろう。

この世界もいつまでも続くまい。

 

f:id:westernfield1101:20191129110700p:plain

主人が魚男になって変化したことといえばこのくらいであろうか。

 

種族が変わったたところで肝心の中身が変わらぬものだから、ろくなことがおきない。

いっそのことイケディ集会とやらにいって、服装の嗜好や社交性を学んできたらよいものを、こういうことになると相変わらず牡蠣的根性を発揮して頑なに一人でいる。

 

これ以上斯様な牡蠣的主人の退屈な日常を述べても、読者諸氏には苦痛でしかなかろう。そろそろこのへんで話を終わろうと思う。

 

f:id:westernfield1101:20191129110357j:plain

ということで、ウエディのドレアはもう少し微調整をしていくつもりです。

 

できれば今年中に魔族の顔を卒業してておきたいですが、現時点ではどうなるかわかりません。しばらくは期間限定の魔族ウエディを楽しみたいと思います。

 

それでは、また。


ドラゴンクエストXランキング