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巷ではVer.4.2のヴァージョンアップがすんで、ドラクエⅩプレーヤーは新フィールドの開拓などに熱が入っているころではないでしょうか。
僕はというと・・もうちょっとしたらやります。
いえ、ルシェンダさんのところにいって、なにやらグレン城が大変らしいぞ、くらいの話は聞いているんですけどね。一気にメインストーリーを終わらせるのがもったいない気がして、あえてそこまででやめております。
じゃあ代わりに何をしているのかというと、とくに最近は発展的なことを何もしていません。日課をしたり、フィールド狩りをしたり、たまにコインボスやら常闇をやったりです。
インする時間があまりないというのもあるんですが、僕はもともとゲームに関しては「のんびり派」で、好きなBGMを聴きながらドラクエの世界に浸っているだけで何となく満足できちゃうんですよ(それならオンゲの必要ないね、といわれればそれまでですが)。
ドラクエの世界に浸るには、やはりBGMの存在が欠かせません。
そこで今回は、現時点でドラクエⅩで使われているBGMの中から、僕が特に好きなものベスト5を紹介してみたいと思います。お気に入りのBGMは、その時の気分で微妙に変わりますので厳密な順位ではありませんが、概ねこんなもんだと思います。
第5位 難関を突破せよ
Ver.3.0の中ボスから登場した戦闘曲です。暗黒の魔人などのコインボスでも使われていますね。
もともとはドラクエⅧのBGMですので、Ⅷをプレイしていない僕にとっては初聴の曲です。しかし初めてなのにすんなり耳に馴染むメロディで気に入りました。全体的に疾走感があってテンポがよく、これを聴いていると心なしかバトルがやりやすい気がします。
ボスのBGMというと、おどろおどろしく重たい感じの曲になることが多いですが、中ボスくらいならこういう軽快なものの方が好きですね。
第4位 勇者の故郷
Ver.4.1のフィールドで流れる曲です。
ドラクエⅤ第5章前半のフィールドで使われたものですね。勇者が仲間全員と出会うまではこのBGMを聴きながらの冒険でした。
Ver.4.1は勇者アルヴァンの生まれたグランゼドーラが舞台ですから、まさに「勇者の故郷」なんですね。アルヴァンとカミルにまつわる悲劇的なストーリーと、魔王軍との戦いで荒れ果てたフィールドの光景を、この郷愁感あるメロディーでうまく包んで纏めています。
僕がVer.4.1のストーリーに少し物足りなさを感じながらも概ね好印象なのは、このBGMの中で冒険ができたという満足感によるところが大きいです。過去作の威光に頼っているみたいでちょっとズルいかも・・。
第3位 失われた世界
偽レンダ―シアのフィールド曲。以前はⅦで使用されたもののようですね。Ⅶをプレイしたことがない僕は、Ver.2で初めて聴きました。
周知のとおり、ドラクエⅩには真と偽の2つのレンダ-シアがあります。前者の創造神はルティアナ、そして後者はマデサゴーラ。一般には「悪」が創造したとされる偽のレンダーシアの方が悪い世界のような気がしますが、なかなかどうして偽のレンダ―シアにもいいところはあります。 2つの世界の比較論を展開したらちょっとした論文ができるかもしれません。
そんな細かい比較論はともかく、フィールドのBGMという点では、僕は偽のレンダ―シアの方が断然好きです。第4位で挙げた「勇者の故郷」と同様、郷愁を感じる曲調が気に入っています。
特に偽のメルサンディからローヌ樹林帯へ抜けるエリアにはこの曲がピッタリ。
僕がげんませきを求めて、偽のローヌ樹林帯で頻繁にげんじかぶと狩りをしていたのは、このBGMが遠因になっているのかも。
第2位 木漏れ日の中で
Ver.4.0で登場した曲で、エテーネ王国城下町で流れるBGMですね。
もともとドラクエⅥの町で使われた曲でした。僕はⅥをリアルタイムでプレイしていましたから、Ⅹではじめて聴いたときには当時を思い出して感慨深かったですね。
個人的に、ドラクエの町の音楽には名曲が多いという印象を持っているのですが、その中でもこの「木漏れ日の中で」は人気が高いです。もちろん僕も大好きな曲。はじめは1位にしようかとも思ったのですが、僅差で2位にしました。
以前の記事でも少し触れたことがありますが、この曲の爽やかで軽快な感じは、のどかな村よりも活気のある城下町の方が似合う感じがします。その意味ではエテーネ王国城下町のBGMとして採用されたのは大歓迎です。
第1位 この想いを…
妖精図書館で使われているBGMです。初出はⅧのようですね。
様々な音楽が使用されているドラクエⅩのなかで、あえてこんな地味なものを選ぶなんて我ながら偏った感性を持っているな、と思わなくもありません。しかしそれでも選ばざるを得なかった。
今まで挙げてきた曲からも分かるように、僕はどちらかというと哀しい感じのBGMが好きなんですね(ソロ専門でやっているとこういう気持ちになってしまうのかな?)。しかし、いわゆる「暗い」曲は好きではないんです。哀しいけどどこかで心が慰められるような優しい曲がいい。
その点、この「この想いを…」は僕の好みとぴったりです。
妖精図書館は人々の思い出が詰まった場所。いわゆる過去を振り返る場所でもあるので、ともすればもの哀しい感じがします。しかし人が思い出アルバムを眺めるときに暗い気持ちにならないのと同様、この曲を聴いて暗い気持ちになることはないのです。
そんなBGMが流れる妖精図書館は僕のお気に入りの場所。
このブログの扉絵を妖精図書館にしたのもそれが理由です。ブログを象徴する場所のBGMという意味で、やはりこれを1位にせざるを得なかったというわけです。