↓この記事は「レーンの村にて」の続編です
レーンの村に来たウエスタン君は、村長を表敬訪問。
レベル90を超えているのに何をやっているんでしょうか、この男は。
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「セトリー村長、お久しぶりです。」
セトリー村長「おお、ウエスタンか。ルべカとの探偵ごっこは終わったのか?」
「そんなのとっくに終わっていますよ。本当に田舎はときが止まったままだなあ・・。そんなことより、いま世界が滅びようとしているから、全国の冒険者たちは大昔に行って戦っているんですよ。」
「運営連中は、なんどこの世界を滅ぼせば気が済むんだろうな。わしらにはいい迷惑だ。いっそ新宿にある『あの会社』を滅ぼせばアストルティアは平和になるんじゃないのかね?」
「そんなことしたら、貴方たちも消えてなくなりますよ。それよりリアルに困る人たちがたっくさんでてきます。それならアストルティアを滅ぼそうとする方が理にかなっていますよ。運命なんですから、甘んじて受け入れてください。」
「どこの世界も現実は厳しいな・・。ときに、ウエスタン君、久々に釣りの話でもしようか。最近、この村の海岸はクラゲばっかりなんだよ。まえはもう少し綺麗な魚が結構釣れたんだが、最近は不漁だね(注:このセリフはフィクションです)。」
「(ウエディのあなたが魚釣りをするのはいささか問題では・・)この辺も場荒れがすすんで、いい魚は釣れなくなってきているんですよ。まともな魚を釣ろうと思ったら、コルット地方でもあまり人が来ないところでないと。」
「例えば、この辺とか。」
「おお、ゴクラクギョ(黒)の爆釣りスポットではないか! ちょうど、今日はゴクラクギョ(黒)の受注が来ているみたいだから、行ってきてはどうかね。この魚が超ちからためをしたときは、しっかり竿を緩めておくんだよ。そうしておけば魚の方から勝手に疲れてくれるから。それがこの魚を釣るときのコツさ。」
「攻略ブログみたいなこと言わないで下さいよ。僕にはそんなことする興味ないんですから・・。でも、久々に行ってくるかな。それじゃ失礼します。」
「あ、あと、村長の家、反対側の扉からも入れるようにしてもらえると嬉しいな。」
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「あ~、レベル91とはいえ、1人でデンタザウルスを相手にするのは結構きついな・・。」
「駄目だよ~。釣りのときにホイミなんかしたら、某ブロガーさんみたいに疑惑をもたれるでしょ。」
「言葉を慎みなさい!こんな弱小ブログだから好き勝手なこといえてるけど、現実世界は怖いんだぞ。第一、一部の人にしか言ってる意味が分からないだろ・・っと、さっそくかかった!」
「15センチのミディアムサイズか・・まあ、いいや。ハルモスのおっさんに届けてくっか。」
「この記事を公開している日には、ハルモスさん、ゴクラクギョの黒を依頼していないかもよ。そういうとこ細かくチェックする読者さんいるかもしれないから、もう少し時間を稼いだら?」
「お前、何でそんなにブログのこと詳しいんだよ。じゃあ、しばらく地底湖の洞くつにでもあそびに行ってくるよ・・」
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ということで、次回はこの近くにある地底湖の洞くつでのお話です。