ご訪問ありがとうございます。
遺憾ながら、ここんとこ記事の更新が途絶え気味になってしまってますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
・・って、最近こんなことばっかり言ってるな・・。
近頃はろくにインできずに、このまま消え入りそうなティア生活ですが、当分は細々とやっていきますので、よろしくお付き合いくださいませ。
そんなわけで久々にインした今回は、ヴェリナードへ訪問。
日替わり討伐とアクセ合成がここに来た目的なんですが、せっかくなのでヴェリナードの売店も覗いてみることにしました。
というわけで、慣れと惰性のコーナーであるアストルティア・グルメリポートの6回目をはじめたいと思います。
売店によるついでにヴェリナード駅構内を改めてよく見てみると、線路が水没していることに気づきました。
この世界に来て3年以上たちますが、恥ずかしながら自分の中では新発見です。
まだまだこの世界は知らないことだらけだと痛感しましたね。
そんな水浸しの駅の売店で売られている名産品といえば、こちら。
女王様サブレ
食べると30分間おしゃれさが8上がるサブレ。
女王ディオーレ様の姿を模った気品ある洋菓子です。
駅の名産品は、調理職人が作る料理が普及してからというもの衰退してしまっていますが、この女王様サブレはその中でも特に冷遇されている感があります。
同じ名産品でも、メギス鶏のから揚げやアクロバットケーキなどはストーリーでも登場し、割と存在感があるにもかかわらず、このサブレについてはその存在すら忘れている人も少なくないのではないでしょうか。
これはサブレの効果に需要がないということもありますが、商品のコンセプトが時代と合わなくなってきていることも影響していると思われます。
そもそも「おしゃれ」という言葉からディオーレ女王を連想するのは、今となってはちと厳しいのではないでしょうか。女王様は「気品がある」とか「気高い」みたいなイメージはありますが、「おしゃれ」というとややニュアンスが違う気がします。
ただ、町の書物などを見ると、駅の名産品の全盛時代(?)であるVer.1では、ウェディ女性をおしゃれの代表みたいにしようと思っていた節があります。
その頂点に立つ女王様は、まさしくおしゃれのシンボルにふさわしいと思って、この菓子を開発したのかもしれません。
しかし、現在のウェディは、男の場合にはヒューザの影響(?)か「イケディ」という分野が定着していますが、女のイメージはそれに比べると地味です。女でイケディに対応するのはリーネみたいな人物なのかもしれませんが、こういうギャル系のイケイケ女の旬は、平成の初期で既に過ぎてしまっている気がします。こういっては悪いけど、ちょっと古臭い。
つまり現在では、おしゃれなウェディ女と聞いて思い浮かぶシンボルがいないのです。ウエディ女=おしゃれという図式が、思ったより定着しなかったのは、そんなところに原因があると(勝手に)おもっています。
むしろ僕としては、ユナティを模った「華麗なる魔法戦士団サブレ」の方が、オシャレっぽいイメージがあります。駅の名産品としてはふさわしくないかもしれないけど、もし販売していたら、ちょっと欲しいかも。
・・なんだかウエディ女性論みたいになってしまいました。サブレの話でしたね。
そんなわけでディオーレ女王を模ったこのお菓子ですが、よく考えると偉大なる女王陛下の御姿をかみ砕くのですから、不敬極まりない菓子です。女王様への忠誠を誓う保守派の魔法戦士団の中には、このサブレを快く思っていないものもいるでしょう。「女王陛下のいる方角に足を向けて寝てはいけない」という規律があるくらいですからね。
まあ、メル―公がああいう大らかな性格ですから、そんなお菓子でも販売許可を与えたものと思われますが、一般人としてはちょっと畏れ多くて食べにくいかもしれませんね。
ちなみに日本でも政治家の肖像を使ったサブレなどの菓子が売られています。
こちらはかみ砕くことは容易ですが、食欲がわきません。うまくいかないもんです。
さて、御託を並べるのはこれくらいにして、サブレの味をみてみることにしましょう。
いつものように妄想の中での実食です。画像が実際の商品と違うのはいつものことなので、広い心でみてやってください。
ふむ・・平凡なサブレと思いきや、かなりリッチな味わいです。
濃厚なバターの風味とともに、ちょっとだけ蜂蜜のような味を感じるような・・。
ひょっとすると、さえずりのみつを生地に練り込んでいるかもしれません。恵みの歌を歌う女王にふさわしいサブレです。
とはいえ、おしゃれさを上げるために駅売店くんだりまで来て、わざわざこのサブレを買うことは考えにくいですね。
せめてオーガニックサラダみたいに、ストーリーの中でその存在を見せつけてやりたいところですが、Ver.4でウェナ諸島はついに登場せず・・。
今後、このサブレが登場する日が来るのだろうか?
・・サブレを食べて、おしゃれさよりも妄想力の方が上がってしまいました。
それでは、また。