チリン チリーン!!
「今日はテンの日だよー!!! ゴールドブレンドの世界もみんなと一緒に盛り上がろう☆」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「!! いま『・・・』と『テン テン テン』をかけたでしょ? ブワッハッハッハ!!」
「おだまりっ!! 俺は必要以上に会話文のフォントをデカくしない主義なの!あんまり大声だして騒ぐな!」
「なんだよ~オレがせっかく記念になる日だからってんで、率先してこのブログを盛り上げてやろうとしてんのにさ~。」
「気持ちはありがたいけどさ、俺はソロ専門のプレーヤーなの!今日、登場するのは俺とお前だけ。2人だけで騒いでいたらバカみたいだろ。」
「シケてんな~ こんなつまんない男を主人に持つなんて不幸だぜ。イケディの主人にでも付きゃ、今頃女のプレーヤーとラッカランあたりで豪遊できんのによ~( ゚Д゚)」
「(まだなつき度が33しかないから反抗的だな・・)イヤならいいんだぞ、スタメンから外してモンスター酒場に戻しても。まりょくのうたも歌えないお前よりホイミレア(注:ホイミスライム)の方がよほど役に立つ。」
「や~なこった! あんな牢獄みたいなところで冷や飯喰ってたら、体がしなびてほねコウモリになっちまうよ。第一、オレがまりょくのうたを歌えないのは、ご主人がちゃんと育てなかったからだろ。いつもホイミレアとリザド(注:リザートマン)ばっかり使ってさ~!不公平じゃん!」
「悪い 悪い。だからこうして記念の日にブログに登場させてやってるじゃないか。俺の仲間モンスターでこのブログに画像が載るのはお前が2人目なんだぞ。大抜擢だ。」
「なに!?オレ、ブログに写ってんの??カメラこっち??」
「読者のみんな~オレがドラきちだぜ!! イケてるそこのカノジョ オレをキラマラに連れてかな~い? オレがいればアステライト鉱石の出現率が2倍になるぜぃ!
おお~っと!キラマラって聞いて変な想像しないでくれよな! あ~っはっはっは!!!」
「あ・・このブログ、1日10人くらいしか見てないから。」
チリン チリン・・
「風鈴みたいに鳴らすな。寒さが増すだろ。」
「・・なんてロンリ―・チャップリンなんだ、ご主人。アストルティアのみならずブログ界でも見捨てられてんのか。
悪いことは言わねえ・・今からでも遅くないから、オレを主人公にしたブログ『さんかくドラきち堂』を立ち上げろ。そうすりゃ月100万PV はカタいぜ。」
「下ネタと人の悪口が『とくぎ』のお前にそんなことさせたら、PV数を伸ばす前にサイトがつぶされちゃうよ。それにそんなPV数、稼いだら稼いだで大変らしいぞ。トップブロガーのみなさんは、コメント対策やらいたずらメール対策やらで毎日心をすり減らしていらっしゃる。お前がそんな好き放題やっていられるのも、こんな弱小ブログだからなんだぞ。」
「ふ~ん・・オレは広告貼ってコメントを炎上させた方が、入るもんが入っていいと思うけどな・・。ま~いいや、次のテンの日までには、せいぜいPV数伸ばしておけよ。」
「このブログは広告貼ってないからそんなことしても無駄だよ。それより10人でも見てくれている人にちゃんとごあいさつしなさい。」
「いつもご訪問して下さり誠にありがとうございます」
「こら、ドラきち!頭が高いぞ!」
「無茶言うなよ、オレ、鳥系だもん。」