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本日は成人の日。
一人前の社会人としての自覚を促すべく設けられた記念日で、古来でいう元服に当たる大変に厳かな日に当たります。
今回、「種族の日」としてそんな日をあてがわれたのが・・
そう、満を持して登場した「人間」なのです。

我らがパッケージ・キャラクター、エックス君の日です。
考えようによってはすべての種族の共通項なのだから、種族の日の中でも特別な意味があるといっていい。
ふだん人間男として活動するワタクシも、この日をお祝いすべく、「人間の魅力」をたっぷりお届けしたいと思い、ブログ編集画面を開いているところです。

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そんなもん あんの?
今までの種族の日と異なり、人間・・とくに人間男に関する記述となると、僕は急に筆が進まなくなります。
それだけこの業界は、我々に対する視線がビミョーなのです。
もちろん一部であると信じていますが、DQ10では人間男への白眼視的なまなざしが未だ根強い。
そんな中でヘタに人間礼賛記事を書いても、どこか白けるような、後ろめたいような・・
兎に角なまじ自分のことなので、思い切ってポジティブなことが書きづらいのですよ。
といって、人間男特有の自虐めいたことを書き過ぎると、今度は周囲でまともに活動しておられる同族の方にご迷惑です。
はたしてこの種族を「持ち上げる」べきか「落とす」べきか?
その匙加減がいまだに決まらないまま、文章を書き進めてます。

つーか、本来はこんなに人間男が貶められる理由はないのです。
「パッケージキャラクターが人間男だから、自分も・・」
と考えるのはゲームを始めたばかりのころのプレーヤーからするとむしろ自然な心情で、見たこともない種族を選ぶほうが違和感を覚えるはずなんです。
僕も、初めてこのゲームのオープニングムービーをみたとき、エックス君のちょっと間が抜けたような好青年ぶりに共感を覚えて、「人間でプレイしたい」と思ったもんだ。

もちろんVer.1終盤に差し掛かって人間の姿に戻れるようになったら、喜び勇んで耳と背中についていた魚のヒレをとりました。
「やっぱRPGは人間男だよなー」
10年前の僕は、そう信じて疑わなかった。
ところがVer.2に入り、攻略情報などでネットを閲覧することが多くなると・・
まとめサイトを中心に、我が人間男に対する罵詈雑言の嵐が目に飛び込んできます。
今でも「好きなキャラクターはエックス君です」とカミングアウトしようものなら、
タチの悪い奴からは嘲笑や小石が飛んできそうだし
仮に優しい人が現れたって
「・・ええんやで、『多様性』ってやつな・・」
と、遠いところから思いっきり慈悲深い目を向けられることだろう。
他のゲームでこんなことあるか?

とはいえ・・そういう考えがまさしく「人間男」的なんだろうな。
ネトゲに慣れている人なら、種族の情報をあらかじめ調べて、他人とコミュニケーションをとりやすいものを選ぶはず。
たしかに僕がこのゲームを始めた当時から、ネトゲ慣れしていない、あるいは交流に難のある「同族さん」たちによる問題行動がかなり多かったらしい。
はじめは心無い奴らが人間男を差別しているだけかと思ったんですが、割とまともな人までが敬遠している場面も散見されたので、残念ながら相当程度理由があったのでしょう。
当時の僕が、もっとネトゲというものを知っていて「空気を読める」プレーヤーだったら、別の選択肢をとっていたかもしれません(FF14でも人間ではなくアウラ女を選んだし)。

しかしそんな状況下でも僕が人間男を続けているのは、悲しいかな、妙にこのキャラが「性に合う」からなんです。
いままでソロプレイを続けていることからお分かりの通り、僕は我が強いというか不器用なところがあるので、ゲーム内で独自のキャラを演じられません。
えるおじなんてもってのほか。
そんななか、種族色のない宙ぶらりんな立ち位置の人間男なら、わりとリアル像を崩すことなく自然体でプレイできるような気がしてラクなんです。
無理してかっこよくも、かわいくも、面白くもしなくていいし。

・・と、文字数が多くなってきたので今回はこのへんにしておきます。
人間という種族を客観視できないため、自分語りみたいになっちゃいましたが、人間男を続けている一人のプレーヤーの思い出が、そのままこの種族の説明になったんじゃないでしょうか。
今後も「オメーみたいなやつがいるから人間男が悪く言われんだ」といわれないよう気をつけます。
僕がおかしなことをすると、他の人間男さんに迷惑だからね。
それでは、また。