アストルティア☆ゴールドブレンド

ドラクエⅩに関する雑記録~芳醇かつ軽薄なひとときをあなたに~

ガニャポンをやってきたので 猫目線の話をしてみようと思う

ご訪問ありがとうございます。

 

Ver.4.5後期に実装されたガニャポンとやらを先日試してきました。

 

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第4弾の中からお目当ての茶三毛が一発で出てきました。

僕は、こういうある意味どうでもいいことには割と運がいいのです。

 

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とりあえずしばらくは連れて歩きたいと思います。

しばらくしたら飽きると思いますが、たまにはこういうのもいいでしょう。

 

 

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飽きたら放逐するつもりか。

全くもって人間というものは、どこまで増長すれば気が済むのであろう。

如何も我々猫族はこの世界において、明治の世以上の辱めを受けているようである。

 

・・と、また吾輩に喋らせるつもりのようだ。主人は余程書くことがないと見える。

丁度いい。この際なので、吾輩が迷い込んだ世界(アスト某だったか)について思うところを存分に述べさせてもらう。

 

吾輩は水がめに落ちた後、内田百閒君をはじめとする様々な創作世界に転生して、その様子を見聞してきたが、今度やってきた世界ほど奇怪極まるところを知らない。

 

若いころは薬缶のような肌をもつ人間でさえも受け入れるのが困難であったが、この世界はさらに目を疑うような形をした種族が跳梁跋扈している。

 

ある日、主人の背中から背びれが見えたときには、愈々吾輩も精神病患者の仲間入りをしたと観念したのを今でもよく覚えている。

後に主人が魚男という種族であることを知り、漸く事態が呑み込めた。自分が精神病患者でなかった点は安心したが、やはり主人は人間の姿でないと如何も落ち着かない。

第一、魚族は元来において我々の餌となるべき種である。そんなものに飼われるのは、猫族としての誇りを著しく傷つけられる気がしてならない。そういう次第であるから、主人にはできるだけ人間でいて貰いたいと思っている。

 

それにしても、この世界の我々猫族に対する扱いは酷い。

前回のねこあつめは、山里にいる猫を部屋に集めるのみだったので、明治の世にいた頃の吾輩と左程変わらない。同じ猫族のトップ君もこの制度には一定の理解を示していたようである。

dq10western.hatenablog.com

 

しかし今回の仕様は常軌を逸している。

何を血迷ったのか、ヤクウとかいう爺は、我々猫族を奇怪な透明容器に入れて有償頒布しているというではないか。こんな平野水みたような扱いを受ける日が来るとは、ゆめにも思わなかった。

闇の根源だか何だかわからないが、このような忌まわしいことをする奴を懲らしめてくれるなら、ちょっと加勢してみたくなる。それを怪しからんというなら、もう少し猫を労るがいい。

 

この世界では、我々猫族よりも高等な扱いを受けているものがある。

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何だこいつは。

頗るぶよぶよして気色悪い奴だ。

 

吾輩が知っているジェリーは宝石のような美しさがあるが、こいつは水色にテラテラ光るのみで少しも美しくない。おまけに妙に無表情で、雄か雌かも判然としない。

 

吾輩は大和魂を重んじる猫なので、こんな芯の通っていない軟弱そうな奴は大嫌いだ。

少しはあの艶やかでどっしりとした羊羹を見習うといい。

 

斯様な軟体動物がこの世界で人気を集めているとは、不愉快極りない。

近くにいるだけでも胸糞が悪くなってくるので、いっそのこと噛み殺してしまおうかとも思ったが、生憎こいつは主人の所有物のようなので遠慮した。

しかもこいつに噛みつくと、餅のように前歯に挟まりそうで怖い。あの頃のように台所で「猫じゃ猫じゃ」と踊りを披露するのは御免蒙る。やはりこの軟体動物には近寄らないに限ると思う。

 

このように以前とは何もかも違った世界に迷い込んでしまった吾輩であるが、主人の性格だけは明治の世にいたあの先生と似たところがある。

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神経胃弱症の癇癪持ち。

毫も友好的なところがなく、部屋に籠って下らぬことを考えたり、気が向くと日替わり討伐に出かけたりする。最近では常闇に通っているようであるが、気の毒なことにどの戦いも様になっておらん。そのくせ始めると胃弱のくせにいやに熱心だ。

 

戦いが嫌になると、山村に籠って猫の面倒をみているようであるが、どちらが世話をしているのか判然としない。吾輩としては、このような偏屈な男の相手を強いられている猫の諸君が不憫でならないのである。

 

こんな閉鎖的な牡蠣的根性を持った主人であるが、最近になって家を訪問してくださる方が現れた。

 

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プーコ殿である。

タイミングが悪いお祝いシャワーなんぞをしているが、これでも主人は必死にしぐさをしているつもりである。何しろ彼は、他人と写真を撮ったことがないのだ。

このような愚鈍な主人がプーコ殿の好意にどれほど応えられるか甚だ心許ないが、飼い猫としては見守っていくばかりである。

 

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さて、言うべきことも粗方なくなったようなので、今回はこれくらいにしておく。

願わくば、新バージョンは我々猫族の力を借りずとも楽しめるゲームであって欲しいものである。

 

それでは、また。


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