ラグナさん、最近このタイトルスタイルにしませんね。
流石にマンネリだと思ったのかな?
・・と、一部の人にしかわからない出だしで申し訳ありません。
今回はVer.4.2の主要登場人物であるこの二人の「ルックス」に注目してみましょう。
グリエ王子とギルガラン王子
この二人のオーガ、いわゆるイケメン系です。
しかもドラクエⅩをやっている人なら分かるともいますが、オーガでこういう「美形」のイケメンは少ない(なかった?)といえます。
今までのオーガで「いい男」系の役をやっていたキャラを、思いつくままに一部をあげてみると・・
アロルド
ジーカンフ
マスター・ラセド
どれも何となくサイヤ人のような顔つきで、どちらかというと「男らしい」という意味のカッコよさをイメージしていますね。オーガがもともと好戦的で猛々しいという設定の種族なので、キャラデザインをするときにも自然と顔つきがこんな風になってしまうんでしょうね。
しかし、今回の登場人物の二人は、ちょっと「きれいめ」です。どちらかというとウエディ顔ですね。
ヒューザみたいな顔が好きな人には、こういうキャラは受けるかもしれません。
実際に「イケメンオーガ楽しみ(*^。^*)」みたいなコメントもちらほらあります。
しかし一方で、「オーガらしくない」という意見も一部にあります。
確かに、僕もこの2人の顔をはじめてみたときに、(表現が適切かわかりませんが)ちょっと「学園のニオイ」をかんじました。あの萌え系を彷彿とする男子学生たちの顔です。こういう顔が伝統的なオーガ像には似合わないという考えも一理あります。
とはいえ、これは制作者側の「オーガ男の人気キャラを作りたい」という思いの表れとも受け取れます。今までのアストルティアナイト選手権からも分かるように、オーガ男の人気は本当にふるいません。
それにひきかえ大人気なのは、やっぱりヒューザみたいな顔のやつなんです。
Ver.4.0でも人気だったのはクォードで、やっぱり同じような顔つきです。人気のオーガ男を作ろうと思うなら、今回のような顔になるのはある意味仕方がないこと。
僕は、別にこういう顔が嫌いなわけではないですが、この路線で人気男性キャラを作り続けてていくと、いつかF.F.みたいになってしまわないか、という疑念が少々あります。ドラクエはやはりどこかで、のほほんととぼけた感じが欲しいし、各種族の個性もあまり壊さないでほしいと思うんです。
そう考えると、人気があるからといって今回のような美形のイケメン系を量産すると、そのドラクエの理想像みたいなものが壊れる気がして、一抹の不安を感じます。それとも、やっぱりイケメン好きの女性プレーヤーはそんなふうには考えないんですかね?
理想は豊かな個性が共生する社会だけど、やはり人気を考えると全てを「平等」に扱えるとは限らない。今回のイケメンオーガも、人気のために他種族のイケメン男性像に「ひよらざるを得なかった」という現実が見えたのは僕だけでしょうか。