※この記事は、Ver4.5メインストーリーのネタバレを含みます。
ご訪問ありがとうございます。
今回のプレイで、ようやくVer.4のメインストーリーが完結しました。
来月にはVer.5がでるので、今くらいに終わらせると間延びしなくていいかなと思って、「とっておいた」メインストーリーも遂に終了となったわけです。
今回は、時獄の迷宮からラスボスまでのシーンを振り返ってみることにしましょう。
ということで、時獄の迷宮の奥にある久遠の神殿からお送りします。
主人公と父、そして・・ネコ。
ネトゲならではの微笑ましいラスボス退治です。
今回は全くの予習なしでいきました。
職業は、一応自分のメイン職である戦士。真やいばゲーをしつつカカロン呼びをすれば、メインストーリーのボスなら何とかなるだろう、という甘い想定によるものです。
道中の中ボスは、Ver.4主要キャラクターの闇落ちしたものが勢ぞろい。
クライマックスということで、過去のストーリーの記憶喚起を図っているのかもしれませんね。
どうでもいいけど、敵になったアルヴァンと戦っていると、王家の迷宮を思い出して、妙に懐かしく感じます。
そして迷宮の最深部、Ver.4.0でドミネウスと戦った場所で、最終決戦となります。
時獄獣キュロノス
異型獣の面影を色濃く残すモンスターですね。
使用する技もツインクロ―など異型獣を彷彿とさせるものが多いです。
まー、真やいばゲーが通用する敵だったんで、よかった。
脳筋バトルでしたが、何とか倒せました。
とはいえ、Ver.4のラスボスなので、こんなあっさり終わりません。
戦闘に負けたキュロノスは、繭に戻って姿を再構成させます。今回のバトルで学習した内容を反映させ、より完全体へと近づいていくようです。
戦闘に負けると、元に戻ってやり直し。
いままで主人公のみが使えた禁断の技を、今回のボスはついに使ってしまったことになります。・・と思っていたら、DQ10大辞典にも同じ記述があったな。
キュロノスが復活をする間、主人公とその父パドレは、時空の裂け目に閉じ込められます。ここで数分過ごすと外界では数か月が経ってしまうということ。
「精神と時の部屋」の逆バージョンですな。
パドレは主人公を外界に脱出させるために、時空の裂け目に残ります。
奇しくも彼は、ファラスの日記の結末に似た形で現実社会から姿を消してしまいますね。ここで父と子は(おそらく)永遠の別れをすることになります。
最後に「父さん」とよんでくれないか?と頼まれるシーンがあるのが印象的。
いくら天邪鬼の僕でも、今回のところは素直にそう呼んであげようと思いましたよ。
ということで、父のおかげで外界に出ることができた主人公でしたが・・
間に合いませんでした。
Ver.4.0でみた滅んだアストルティアの光景が広がっています。
当時と違うのは、ここで繭の中身と一戦交えること。すなわち今度こそ最終決戦というわけです。
時元神キュロノス
ネット上では「次元神」と表記されているものがありますが、「時元神」が正解。
相変わらずブロガー泣かせの変換困難な言葉を使いますね~。
今回のボスの見た目は印象的。
紅白出場の演歌歌手が身に纏うような大きな翼をもっているものの、DQ10のラスボスのなかではいたってスマートな形態です。こういう無機質な感じのラスボスというのは、DQの中じゃ珍しいんじゃないかな。
ただ、外見こそスマートですが・・
強えぇぇ・・
予習なしとはいえ、メインストーリーのボスでこれほど手こずるとは・・。
とくに赤色になってからは手が付けられません。ドラゴンビート状態になって即死級の技を絶え間なく使ってきます。一応、キュルルが回復・蘇生をやってくれますが、カカロンがいなかったら、今回は間違いなく全滅していましたね。
総じて、フリーザの最終形態のような「冷たい凄み」のあるボスでした。
とはいえ、常闇3くらい倒せるスキルレベルなら、なんとかなるでしょう(僕がそうだから)。15分くらいかかりましたけど何とか討伐しました。
敵を倒すと、なんと滅びのアストルティアに5000年前のエテーネ王国が移動してきたことが発覚。
「なんだ、そりゃ!?」
と思いましたが、5000年前にマデ神殿にいたメレアーデが、隕石から町を守るために、エテーネ王国ごと現在に移動させたようです。
そしてキィンベルにある永久時環には、キュロノスが残した時渡りの力が満杯にたまっています。キュルルは、これを使ってキュロノスのいないアストルティアの時空を作り出すことができるとのこと。
ちょっとうまく出来過ぎな気もしますが、つじつまを合わせるストーリーにするため、知恵を絞ったな~と感心しました。
ちなみに世界を再生させる前に、キュルルから再生させるか、この世界に残るか、の選択を迫られるシーンがありますね。
RPGとしては、アストルティアを再生させるのが正解ですが、このままこの世界で静かに暮らすというのも現実的な気もします。今回のキュルルの技は、失敗するとキュロノスが復活するなど台無しの結果になるようですからね。
そう思ってためしに、「この世界で生きる」を選んでみると・・。
主人公は、ヨンゲ所長の家でキュルルと同棲するようです。
ヨンゲの家で家政婦をしていた婆さんのためには、その方が雇用ができていいのかもしれません。
しかし婆さんには悪いですが、ストーリーの進行上、やっぱりアストルティアを復活させることにしました。でないと、他のコンテンツがなくなって記事のネタに困りますから。
そんなわけで、結局キュルルの力により、アストルティアは元通り。
力を使い果たしたキュルルは姿を消してしまいます。
結局、キュルルはVer.4では世界の救世主でした。去年の今頃、「実はキュルルが黒幕じゃないか」なんて推測記事を書いてしまいましたが、今思うと失礼な記事でした。
キュルル君、ゴメンナサイ。
パドレやキュルルがいなくなって、ちょっと物悲しい印象が残りましたが、さらにこの後に続くメレアーデにまつわるシーンは寂寥感にあふれてましたね。
エテーネ王国を救っても、周りにいた大切な人は誰もいなくなってしまった。
残されたのは、すっかり消耗して髪が白くなってしまった自分だけ。
特にビックリするような演出があるわけでもなく、大感動をするほどではないんですが、彼女が当時のエテーネ王国を回想するシーンは、なんだかしんみりした寂しさを感じます。
秋風を感じつつこのシーンを見ると、なおさらそんな感じが強まりますね。上手く感情移入できるこの時期にストーリーを終わらせることができて、なんだか得した(!?)気がします。
そんなわけで、ようやく僕もVer.4が完結。
メインストーリーだけでも皆さんに追いつくことができました。
他にも追いつかなくちゃいけないもの沢山あるけど・・まあ、いいやそんなもん。
今回くらいはセンチメンタルな気分のまま終わることにしましょう。
それでは、また。