アストルティア☆ゴールドブレンド

ドラクエⅩに関する雑記録~芳醇かつ軽薄なひとときをあなたに~

映画ドラゴンクエスト ユア・ストーリーの主人公の名前や声はどうなるのだろう

ご訪問ありがとうございます。

 

さて、今週ドラクエ映画の公開決定について告知がありましたね。

 

dq-movie.com

公式サイトもアップされて話は着々と進んでいる模様。

この映画の題材になっているDQⅤは、ドラクエ情報に疎い僕でも知っている名作です。これを機に久し振りに映画でも見に行こうかな・・。

 

ところで今回の作品は、アニメではなくてゲームストーリーを映画化したものです。

山崎貴総監督のコメントにもあったとおり、それぞれに思い入れのあるゲーム内容を脚色するというのは「怖い」はず。

特にドラクエの場合、主人公はしゃべらないし既存の名前もない。プレーヤーがそれぞれ感情移入しやすいようにわざと「スキマ」を作っているゲームです。ところが映画化となれば、そこを埋める作業を余儀なくされる。下手したら無粋な試みになってしまう難しさがあります。

 

一体そこをどう切り抜けるのか?

もちろん基本的には実際に映画を見てのお楽しみということなんですが、ここでは主人公の声や名前の扱いについて思うことをつらつら書いてみることにしましょう。

 

1 主人公はしゃべらない方がいい?

やっぱりゲームのイメージを大事にすると、これは思いますよね。

なまじ主人公がしゃべると自分の内心とキャラクターが切り離されたような気がして、感情移入ができなくなる気がします。

 

僕の知り合いのDQ10プレーヤーの中に、

DQ10はチャットするから、主人公は他種族にしてる。人間の主人公では話す気がおきない。」

なんて言う人がいます。コミュニケーション主体としての主人公とストーリー主体の主人公を厳格に分けているんですね。あ~、一理あるかもしれないな。

 

とはいえ、映画化となればそこは切り離して考えるべきでしょう。

原作に依拠しつつも、あくまで映画は独自の創作物ですからね。特にDQ5は、勇者ヨシヒコの例もあるので、喋る主人公に対するアレルギーもだいぶ弱まっているんじゃないかな?

 

勇者ヨシヒコと魔王の城 Blu-ray BOX

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 でも実写版の勇者ヨシヒコと違って、3D版の主人公はゲームキャラそのものですからね。声を入れるにしても、イメージを崩さないため声質は大事ですよ。

 

2 主人公を何て呼ぶの?

声と同じく、問題になるのが主人公の名前。

(もちろんキラーパンサーの名前も重要ですけど、個人的には、割と多数派が命名している「ゲレゲレ」あたりに落ち着くんじゃないかと思っています。)

 

これについては複数考えられますね

 

① 無名で通す

まず、「おい」とか「あなた」とかの代名詞のやりくりで、あくまで無名で通すというやり方が一つありますね。

これはこれで硬派なやり方で良さそうですが、さすがにゲマのシーンや花嫁選択のシーンで主人公の名前を一切使わないのは辛いだろうな・・。

 

② アベル

サイト上では、主人公のメジャーネームとして使われる「アベル」ではないかという説もありますね。

しかしアベルは古いドラクエ・アニメで一回使われているからな・・もうそこでイメージを確立している名前を再びDQ5で使われるのは、個人的には歓迎しません。

 

③ トンヌラ

もういっそのこと父親パパスが付けようとした名前でいってもいいかもしれません。

僕が言うまでもなく「トンヌラ」というのはドラクエ界では由緒正しき名前。Ⅱのサマルトリア王子に始まり、Ⅵの牢獄の町の反乱軍リーダー、そしてⅦの旅の商人、すべて「トンヌラ」です(※)。

 

(※参考文献)

 

 

でも、「トンヌラ」という語感がねぇ・・映画にふさわしくないのかも。

本来、トンヌラはフランスの人名で「Tonnela」という表記からきていますからね。

フランスの物理学者にもマリー・アントワネットトンヌラという人がいます。そう考えると決して悪い名前ではないんです。

 

しかし、日本語でトンヌラというと、どうしても「トンマ」を連想するので、何となく間抜けなイメージになってしますね。僕もDQ5で初めてこの名前をきいたとき、パパスの命名センスのなさを嘲笑うためのジョーダンだと思っていましたもの。

 

3 他にも気になるところはあるけれど

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今回の映画については、他にも花嫁をどうするかとか、どのシーンをカットするかとか問題は沢山あります(ちなみに僕は当時、ビアンカ以外の候補はあり得ないと思っていた純粋な(?)子供でした)。

 

しかし、1でも述べましたけど、あまりゲームのシナリオにこだわりすぎると映画特有の面白さを身のがしてしまいかねないので、結局のところ、まっさらな気持ちで作品に臨んだ方がいいのかもしれませんね。

 

今はそんなふわふわした気持ちで映画公開を待っている自分です。

それでは、また。